近況雑事雑感 残日録230506
4月から土・日・月の営業に変更したのだが、それ以外の日も用がないときは、午後店にいて、書斎もどきの古書店である。
体調は回復基調にあり、週に数回、整形外科で電気治療と点滴をしていただいている。元気になれば、「日本の古本屋」に参加したく思っている。
4月はミュージカル「太平洋序曲」を観劇したが、まとめ方が尻切れトンボの印象。幕間なしの105分は、2月に観た「歌うシャイロック」の90(幕間25)+110分の長丁場と違いあっという間に終わった感じ。6月に舞台「セトツウミ」、7月にミュージカル「ファントム」のチケット確保。明日から一般発売の「パラサイト」は確保できるか。このところ久しぶりの劇場通いが続く。
連休3~5日は加古川の実家ですごす。3日は小一時間ではあるが、家の前の元は畑だったところの雑草をトラ刈がりする。地面にへばりついたようなマメ科の草は、小さな花を咲かせるのでそのままにしている。草刈り機の操作が下手だからでもある。
子どものころは、部屋の南側に朝顔の棚をつくっていたことを思い出して、枯れ草の間に朝顔の種をまく。どう育つのだろう。
空き地の周りはいろんな花が咲いていて、もう少し手入れをすればいいのだろうが、ゆくゆくは、クルマ2台と物置との倉庫になるので、雑草茫々の空き地までならないように、という具合だ。雑草引きをシルバー人材センターに依頼している。
弟と亡き母名義の預金の名義変更の手続き、実家の登記の変更(私の名義になる)や、台所と風呂場の修繕などについて話す。68歳の弟は会社務めの現役で、なかなか辞めそうに見えないので、修繕については私が大工さんに相談して進めていく事になった。とはいっても、概ねは弟の了解を得てのことになる。弟の方が詳しいのだ。
弟は、会社を辞めそうにないのか、辞められないのか。居座っているようには見えないが、納得の行くうまい引き継ぎをしたいのだろう。そんなこと、辞めてしまえばあとは何とかなるものだろうに、と言うわけにもいかない。
私の30歳代は父との関係で実家に近寄らなかったし、40歳代以降は、正月ぐらいは帰るだけ、という日々だったので、親戚とのやり取りをほとんど知らない。そんな私が母方のいとこたち(父方は死んでいない)の一番年上なのだが、なんとも頼りないことである。
過日、屋根のずってきている瓦と、樋のやりかえ等を修繕してもらった。140万余円かかった。水回りの修繕に始まって、車庫兼物置、外壁の焼板へのやり直し等、金のかかることが続く。なにせ築後56年だから。
どのように住んでいくのか、が見えない。長浜と加古川を行き来する日々となるのだろうか(これが都合良いのだが)。長浜の暮らしから撤退することになるのだろうか。実家に振り回される後期高齢者となるように思う。
弟は大阪市内に住んで、実家をセカンドハウスにするみたいな話をする。(私は管理人?)