残日録34 公立図書館の団体貸出

 公立図書館の団体貸出について、YAHOO知恵袋でのベストアンサーは

「団体貸出は、子ども会や地域クラブなどに、多数の本を一括して管理を委託し、その団体の中で貸出をしてもらうものです。貸出期間は、3ヶ月から半年程度が多いでしょうか。団体貸出の図書には、その旨の印がついています。なお、図書館の蔵書検索では、団体貸出の図書はヒットしない図書館がほとんどです。」

とある。

 いくつかの図書館の団体貸出の案内を検索してみると、いろんな団体貸出が行われていることがわかる。期間は1カ月もあれば3カ月もある。団体貸出用図書に限るところもあれば、そうでないところもある。

 1965年あたりから、それまで行われていた「団体貸出」(図書館側が数十冊をセットに組み、団体に本を提供していた)ではなく、「個人貸出」を中心に館運営をするようになって、団体貸出は否定的に扱われるようになる。その後、地域文庫などから団体貸出を求められて、その対応として団体貸出用図書というものが生まれることになったりする。

 そんななか、このベストアンサーとは違って、個人と同様に図書館の本が利用できる団体貸出が行われるようになってきている。学校支援の団体貸出では、いろんな本が求められるようになった。

 団体貸出は「市内に所在する、家庭・地域文庫、おはなしボランティアグループ、会社、学校、施設、PTAなどを対象に」(豊中市)しているし、団体、役所の各課も対象になる。

 団体貸出はあまり論じられることがない。その貸出数も図書館評価の対象になるのだから、もっと論じられていい。その昔の「団体貸出」とは違っている。団体貸出といっても「巡回学級文庫」は昔の復活版のようでもある。統計としては区分する必要がある。

2018年10月30日