残日録32 井上靖『星と祭』復刊プロジェクト

 井上靖の『星と祭』が角川文庫で長らく品切れになっている。湖国の、特に湖北の観音様がたくさん出ている小説である。渡岸寺の十一面観音像を世に知らしめた小説でもある。

 この小説を復刊しようということになって、井上家や角川書店とのやりとりをしていたが、ようやくゴーということになった。実行委員会に渡岸寺の国宝維持協賛会の会長にも加わっていただくことになった。以前は観光バスで参拝客が多く訪れてもいたが、最近はそうでもないようだった。

 旅行社とタイアップして湖北の観音巡りツアーなども、復刊プロジェクトと同時進行で進められたら、という意見も出ている。

 湖北の観音像の展覧会が数年前に東京で開かれたときには、たくさんの人が観ておられた。その後、上野に「BIWAKO NAGAHAMA 観音ハウス」ができた。この2~3年、東京に行く機会が少なくなって、まだ行けていない。 

 

2018年10月21日